は~るばる来たぜ〜!

おはにゃあございます。
北海道の南半分を二泊三日で駆け抜けるにゃ。
牡蠣を食べすぎて眠くてダウンしたケビンだにゃ。
ちゃんと目的地にたどり着けるのかにゃ!

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北海道は広い。
今回の移動は地図上ではそんなに遠くなく感じる。
今回移動したルートは青線で表示されている。
たった842キロメートルだ。
しかしこの距離を本州に置き換えてみると。

東京からだと大間の先まで行ける。
大間の先へ行くと海に落ちてマグロの餌になってしまうではないか!
ヒョー!
なんと東京都、千葉県、茨城県、福島県、宮城県、岩手県、青森県を通過する。

東京から西へ向かうと広島まで届く。
東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、岐阜県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県を通過する。

ブログ書くために改めて確認してみたらえらいこっちゃな距離なのだ。
前日は牡蠣なぞを食べている場合ではなかったのだ。
食事を控えて運転に専念しなければならなかったのだ。

改めて北海道と本州を同時に眺めてみた。
大きいことは大きいがあまり実感がわかない。
4辺がへこんだ形なので面積が小さく見えるからなのか。

アルコバレーノ号(乗ってるキャンピングカー)の問題もある。
路面が荒れた北海道の国道では時速55キロメートルぐらいで走らなければならないのだ。
80Kmくらいで走れる乗用車に比べて時間がかかる。
そして路面のデコボコに絶えず注意しなければならず、たいへん疲れる。

前置きが長くなった。
朝起きると、そこは晩成温泉の駐車場だった。
車中泊が5台、バイク乗りのテントが二張あった。
写真のバーベキュー棟を使うのは有料のようだ。
車中泊はどうぞご自由に状態だった。
夜間使える簡易トイレもあった。

※写真をお借りしました。
朝9時の開店を待って温泉に入る。
太平洋を眺めながらぼーっと湯に浸かる。
ヨードの効いた湯が体にしみるが、すぐに慣れる。
大量のヨードチンキを入れたようなお湯なのだ。
昆布が大量に堆積してできた地層から湧くからヨード分が混ざると想像できる。
全国でも珍しい泉質だとか。
詳しくは大樹町のウエブサイトでどうぞ。
http://www.town.taiki.hokkaido.jp/soshiki/kikaku/shoko/bansei_onsen.html

この日も朝は曇っていた。
海風に吹かれ、体を冷まして出発だ。

広尾町の海岸線で休憩。
たくさんのサーファーが波と戯れていた。

お昼前に襟裳岬に到着。
新婚旅行気分を味わう。
忘れないでほしいがこの旅は新婚旅行なのだ。

新妻キャサリンを可愛く撮れたぜ!

この後は浦河町、新ひだか町、日高町の海寄りの国道を淡々と進んだ。
写真はこの一枚だけ。
もう北海道の景色に慣れすぎてしまったようだ。
日高では競走馬を育てる牧場が多くあった。

アルコバレーノ号の燃費について書いておく。
北海道に入ってからはだいたい軽油1リットルで10Kmは走っている。
4トン弱の車重、背が高く幅が広い車体としてはまあまあ伸びる。
軽油の値段は大きな街のスタンドで1リットル125円くらい。

夕方に苫小牧に到着。
市内のショッピングセンターで食料とお酒の買い出し。
名古屋フェアというワゴンセールをやっていた。
・味仙の青菜炒めの素
・コーミのあんかけパスタソース
・カクキューの赤だし味噌
・初めて見るお菓子
やっつけ感が漂う品揃えに名古屋生まれのケビンは苦笑せざるを得なかった。

苫小牧のとある駐車場で起床。
毎朝起きたらモーニングコーヒーを楽しむ。
この朝はグラノーラを添えて。
左が中標津のラウキカさんの美味しいやつ。
右がカルビーのにドライフルーツをましまししたやつ。
そして出発。

昼前に室蘭を通過。
思い出したら港の近くで停車して二時間ほど仮眠してた。
仮眠と行ってもベッドでぐっすり眠ったからスッキリして再発進。

室蘭は海沿いの起伏のある美しい街だ。
そこに製鉄所などの工場が点在する。
近くの登別に美味しいラーメン屋さんもあると教えてもらった。
次回はゆっくりと滞在してみたい。

おしゃまんべを通過〜。
丹波の篠山に住む古い友だちの大ちゃんの持ち芸に長万部が入った歌がある。
何度聞いても腹をかかえて笑う歌だ。
今回Youtubeにアップしたが、何度やっても弾かれてしまう。
スケベーな歌は弾かれてしまうのなあ。(笑)

北海道駒ヶ岳が見えてきた。
この日の停泊地の鹿部はもうすぐ。
鹿部はふもとの海沿いにある街だ。

珍しく踏切で列車に出会う。
今回の旅で始めての経験。
函館本線を走る特急列車と思われる。

「自然の森 夢紀行」に到着。
ケビンが三重県にいた頃に半年ほど一緒に働いたよしえちゃん。
元気そうでなにより。
このお店はよしえちゃんのご両親がやっている喫茶店。
自家焙煎コーヒーがとてもおいしいお店だ。
ご飯もののメニューは見たことない。
滞在中は時間になると「ご飯だよ〜」てお母さんが呼んでくれる。
我々は出されたご飯を美味しく食べる係なのだ。
帰りにおおよそ想像した金額をお渡しする。
親戚の家に泊まりに来たようなお店なのだ。
開店時間は不明なのだが、朝四時からやっているという噂もある。
いろいろな人が出入りするが、近所の人なのかお客さんなのかよくわからない。(笑)
ゆるくてあたたかいお店であることは間違いない。

今日はよしえちゃんに誘われて映画会にお邪魔した。
映画は「WATER ウォーター」
水の不思議さ、大切さを知る。

そのあとはマリオとはるちゃんのライブ。

水を使ったマリオが考案した楽器「水カンリンバ」の演奏もあった。

合わせ水という水の作法がある。
川や泉でボトルに入った水をそこに半分流し、水を汲みボトルを満たす。
マリオが旅した土地でその作法を繰り返した世界の合わせ水。
その合わせ水が入った楽器だ。
とても癒やされる音がする。
この楽器はアルコバレーノ号にも積んでいる。

旅の音楽家丸山祐一郎&はる(マリオ&はる)のウエブサイトを紹介します。
水カンリンバが欲しい
CDが欲しい
ライブが聞きたい
ライブに招きたい
そんな方はぜひクリックしてみてください。
https://marioharu.wordpress.com/

最新のアルバムは、水カンリンバのCDです。
癒やし効果バツグンです。
運転中に聞くのは危険ですからおやめください!
購入はこちらからどうぞ〜
https://marioharu.wordpress.com/2018/04/28/cd%e3%83%bb%e6%9c%ac%e3%83%bb%e6%b0%b4%e3%82%ab%e3%83%b3%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%83%90%e3%83%bb%e3%82%b0%e3%83%83%e3%82%ba%e8%b2%a9%e5%a3%b2/

旅は続く。
函館方面に移動を開始。
鹿部から函館は二時間ほどで行ける。

途中の尾札部港で停車。
生産量日本一の函館真昆布の水揚げの最盛期だ。
ケビンがずっと以前から使っている函館真昆布の漁師さんに会いに来たのだ。

でも昆布漁に出ているらしく不在だった。
「美味しい昆布をいつもありがとう!」と手紙に書いてお家のポストに入れた。
そして漁の安全と美味しい昆布が採れますようにとお稲荷さんにお参りした。

目的地の函館に無事に到着した。
「はるばる感」が胸にこみ上げて来た。
青森から船に乗ってくるのもいいけれど、納沙布から海沿いを走って来ると二倍は「はるばる感」を楽しめると思う。
お暇と体力のある方にはぜひおすすめしたい!

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今日も読んでくれてありがとにゃ。
我々は無事に函館に到着したにゃ。
函館の日々は次回ににゃ。
またにゃ〜

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