ものすごく久しぶりの更新だにゃあ。
我々はすこぶる元気でやっているにゃあ。
今年の冬は暖かい宮崎県に来たにゃあ。
ケビンも心を入れ替えて、ブログを久しぶりに更新する気になったようにゃ。
今回は、水道の配管のやり直しのあれこれを書くと言ってるにゃあ。
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今回は水道の話を書くね。
私たちのキャンピングカーには、水道設備がある。
蛇口をひねれば、水が出る。
普通の住宅では当たり前で、なければ生活が恐ろしく不便になる。
2年半ほど前、北海道を旅行中に水道工事をした。その様子はこちら。
その後しばらく使っていたら、水が臭うようになった。
タンクに貯めた水はやっぱり飲むためには使えないんだなあ、と漠然と思い、それからは飲み水用にはペットボトルの水を買ったり、停泊場所の水道からペットボトルに汲んで使っていた。
タンクに溜めた水は、食器洗いやシャワーだけに使っていた。
蛇口から出る水を飲食用に使えない、この不便さに耐えて生活していた。
数ヶ月前にひょんなことから、ビニールホースでは水が腐ることを知った。
ホースを柔らかく保つためにビニールに油脂が添加されていて、その油脂をエサに雑菌が繁殖し水が腐り臭うんだとか。
えええっ〜!
そのビニールホースを水道の配管に大量に使っているじゃ〜ん。
だから水が臭かったのか!?
早く言ってよ!
写真は、今回の工事で取り外したビニールホース。
そんなわけで2022年お正月のお休みに水道工事をしました。
五日間かかりました。
そのてん末を書いておきます。
まずはポンプ周りから。
一般の住宅でも使われている塩ビ管やステンレスのフレキパイプを使って接続。
バルブも新たに追加して、三つの機能を追加した。あとから説明するね。
柔らかいビニールホースを硬い塩ビ管に交換するために、管を通す穴を開け直す必要があった。
狭い場所での作業。
こんな時に限ってトラブル発生。
ドリルが途中で進まなくなった。
なんと木ネジに当たってしまった。
鉄鋼ドリルで木ネジを削り、木工ドリルの刃を研ぎなおして作業再開。
2時間ほどロスタイム。
なんとか塩ビ管を通して瞬間湯沸かし器に接続。
狭い場所で、フレキパイプを限界まで曲げた。
次にシンク下の配管。
これまた狭い場所で、体を曲げて作業。
狭い場所に、混合水栓用、手洗い水栓用、それぞれの排水管、シャワー蛇口のジャバラ、うまく配管できた。
ビルトイン型の浄水器も取り付けた。右下の白い円筒。
この浄水器は、直径10センチ、高さ20センチで容量がでかく、美味しい水ができるという。
交換も1年に一度で良い。
札幌の水道水のカルキ臭にどれくらい効くか楽しみ。
札幌の水はとても美味しいのだが、夏になるとカルキを強くするようだ。
昨年の夏、あまりにカルキ臭が強いので水道局に問い合わせたら、規定内の濃度であるけれど、夏には濃度を上げると言っていた。消毒が弱くて事故が起こるよりマシなのでしょうがない。
あと炭酸水も車内で作るのだけれど、カルキの成分は炭酸水にするとより強く感じるようになる。水道水は浄水器を通してからでないと使うことができない。
使いにくかったシャワー水栓の位置もついでに変更した。
塩ビ管の総延長は12m弱。
こうして書いてみると実に簡単そうな工事であるが、実際には五日間かかった。
第一の原因は、未熟な作業。
三つのブロックに分けて配管し、都度水漏れテストをした。
その度に水漏れが発生し、やり直し。
部品選びから施工手順まで、今回の工事で水道工事に自信がついた。(笑)
今回の工事では、三つの機能を追加した。
四つのバルブを切り替えて、以下の使い方ができるようになった。
1)タンクの水を車内で使う。(今までの機能)
水道からタンクに水を入れる。(今までの機能)
2)タンクの水を社外で使う。足を洗ったりできる。
3)外部の水道に直結して、車内で使う。ポンプは使わない。
4)外部のため水をタンクに汲みあげる。
この機能は、ぜひ欲しかった。美味しい湧き水を見つけたらすぐにタンクに汲めるのだ。
今までは、ベッドルームの一部のマット、床板、床下の荷物、収納の床板を外し、タンクの蓋を開けて、ボトルなどに汲んだ水を車内に持ち込み、タンクに何回も注ぐしかなかった。5リットルのボトルなら20回も。
全ての工事が終わってから1週間。
タンクの水がほんとうにおししく飲めるようになった。
浄水器を通した水は専用の蛇口から直接コップや鍋に出せるし。
これでペットボトルの飲み水やポット型の浄水器ともこれでお別れできる。
しかし素人が工事するとロクでもないことになるという典型的な見本となりましたね。(笑)
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今回も最後まで読んでくれてありがとにゃ。
宮崎は、暖かくていいところだにゃあ。
またにゃ。
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