キャンピングカー全面改装工事 DAY11 DAY12 DAY13

おはにゃあございます!
2日ぶりの更新だにゃあ。

山にも春が来たにゃあ。
吾輩はいつもの通り元気に昼寝をして過ごしているにゃ。
家来たちは疲れがピークになったようにゃ。
ゆっくりして少しずつ作業をすすめるよう命じておいたにゃ。
改装工事の進み具合はどんなもんかにゃ。

******************

まず最初にこのキャンピングカーの壁の構造を説明しておきたい。
外側から順に
・グラスファイバーのボディーパネル
・接着剤
・4ミリほどのベニア板
・接着剤
・硬いスポンジ状の断熱材
・接着剤
・4ミリほどのベニア板
・ビニールクロス
の層になっている。

断熱材を剥がしてみると、外壁との間のベニアが水分を含み接着が剥がれている。
前にも書いたが、雨漏りや結露などの水分が入り込み乾燥できず濡れたままになっている。
カビが生えて、きのこのような匂いがする。
シックハウス症候群の犯人の一味とされているあれだ。
そして接着層も剥がれて、外壁がブワブワしてしまっている。

これは放置できないので、壁の状態を見ながら必要なところを剥がしていった。

結局大半の壁の断熱材を剥がした。
力任せにやると一番外側のグラスファイバーを破ってしまうのでコツコツとやった。
慎重なキャサリンがほとんどを担当した。

一方ケビンは、断熱材の接着剤のテストをしていた。
接着強度、施工性などをテストピースを実際に貼って確認する。

結果は、写真下の変成シリコンが良いと判断した。

サブバッテリーは、自己放電し電圧が12.4Vに下がっていた。
満充電にしておかないとサルフェーションが発生し、バッテリーが劣化してしまう。
三重のバナゴン乗りの太田さんからいただいたソーラーパネルとコントローラ。
バッチリ12.8Vまで充電できました。
ありがとう太田さん。

作業中のキャンピングカーにアマゾンから宅配便がとどいた。
初めてのマイインパクトドライバーにテンションMAXのキャサリン。

この集落ではどこにいても宅配便が届くシステムになっている。
配達の前に「今日はどこにいますか?」と電話が掛かった来るのだ。
ありがたいことだ。

おい!そこはやめろ! とケビンの悲鳴。
早く使いたい一心でネジを見つけたキャサリン。
それはケビンの愛車サニトラのテールランプのネジなの!
壊れてないし、緩める必要も締める必要もないの!
早く使いたい気持ちは痛いほどわかるが、たのむからやめて〜!

10時ころに出かけた家来は12時に一旦帰ってくるにゃ。
三時間ごとの吾輩の食事のためにゃ。
家来もウッドデッキで軽い昼ごはんを食べるにゃ。

床はすでに書いたように、カーペットの下の合板もボロボロになっているので撤去した。
その下にトタン板が敷かれて、ところどころ錆びていた。
これも撤去した。

じゃ~ん!
解体工事後の美しい室内!

エンジンも車軸も燃料タンクも丸見え!
これなら整備がしやすい!
床を張る前に気になっているところをいろいろ見てみよう。

アッ!
ケビンが小さく叫んだ!
なにか思いついたらしい。
必要なときに床をはがせるように作っておこう。
ケビンの思いつきは、たまに素晴らしい結果を生むが
外れたときのダメージを知っているキャサリンは力なくうつむくだけだった。

ちなみに燃料タンクの寸法は33x33×100センチあった。
100リットル入る計算だ。
90リットル使ったとして800キロ近い航続距離になる。
長旅にはこころ強い大きさだ。

******************

今日も楽しんでもらえたかにゃ?
吾輩は今日も苦しゅうないにゃ。
ケビンのお腹に乗り、首筋をモフモフさせているにゃ。
またにゃ〜。

コメント

タイトルとURLをコピーしました