猫を連れてフェリーに乗船!

おはにゃあございます!
我々一行は釜石を出て北海道へ移動した。
吾輩はフェリーに乗るのは初めてなのにゃ。
ビビリの我輩は無事に北海道に上陸できるのか!

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アルコバレーノ号は早朝4時に釜石を出発した。
いつもは手回しのミルで豆を挽いてコーヒーをゆっくり楽しむのが日課だ。
しかしこの朝はセブンイレブンのコーヒーでガマン。
八戸から苫小牧に渡るフェリーの乗船受付は11時半。
余裕をみて逆算すると4時には出発しなければならなかった。

アルコバレーノ号は135馬力もありスピードが出る。
しかし車体が重くブレーキが乗用車のようには効かない。
高さも3メートルちょっとありカーブも苦手だ。
国道を時速50キロぐらいでゆっくり移動するしかないから時間がかかるのだ。

45号線は浜通りの国道で時おり美しい海の景色が現れる。
およそ200Kmを八戸まで北上するドライブ。

ほぼ中間地点の岩泉町の龍泉洞に立ち寄る。
ドラゴンブルーに輝く地底湖が見られるという必見のスポットだ。
写真は龍泉洞から続く清水川。
碧く澄んだ流れだ。

龍泉洞の入口近くにあった朝日に輝く苔の絨毯。
美しい!

あれれれれ!
閉まってるではないか!
まだ7時にもなってなかった。
次回のお楽しみにすることにしてアルコバレーノ号に戻る。
うっかりもののケビンはローマでもやらかしたことがある。
真実の口に夜遅く行ってあの口に手を入れることが出来なかった。

宅急便でーす!
モヤモヤしているケビンが無理やり笑いを取ろうとして滑る。
アマゾンからの荷物やら愛知から送ってもらったコーヒー豆を受け取る。

八戸に到着。
北海道を一緒に旅するマリオとはるちゃんと蕪島で合流。
うみねこが4万羽いるという島だ。

エサをめがけてたくさん寄ってくる。
エサはあげてはダメなんだけどね。
知らないおじさんがあげてたのよ。
糞爆弾が怖いけど必死でシャッターを切った。

ぴったりのタイミングで撮れた奇跡の一枚。
4万羽も飛び回っているので誰でも撮れるよ。(笑)

蕪島からほど近いフェリー埠頭へ移動。
乗船手続きをしてフェリーに乗り込んだ。
全長6.5mあるのでトラックと同じ場所に停める。
周りはトラックだらけだ。

八戸から苫小牧までの8時間の乗船。
そんなに高くはないだろうとたかを括っていた。
が、料金は6万円を超えた。
内訳は以下の通り
運賃7m以下 36,600円
ペット同伴可能な一等船室
一等差額 5,000円(ドライバー)
一等大人  10,000円(キャサリン)
一等貸切 10,000円 (4人部屋を二人で使用)

予約は2日前からしか受け付けないとのことだった。
乗用車は2ヶ月前からだがトラックはそうなっているとのこと。
混む時期は気をつけないといけない。

ハルさんを8時間も一人でアルコバレーノ号に残すことは出来ない。
船の揺れやエンジンの音でビビりまくってパニックになる心配がある。
8時間の船旅にしてはちょいと高いが仕方がない。

船内に入ると案の定ビビりまくるハルさん。
トラックのエンジン音が怖いみたい。

客室に入ると落ち着かない様子で歩き回る。

デッキに出たがるのでしっかり抱いて外に出た。
さらばにゃあ八戸!

神妙な顔で用を足すはるさん。
30分ほどで落ち着きを取り戻した。

そしていつものポーズで寝た。
肉球を触っても起きない。
早朝からの運転でケビンも限界。

夜八時に苫小牧に上陸。
港の近くに停めて夕ご飯。
食堂アルコバレーノにようこそ!

はるちゃんが八戸の八食センターで買ってきたウニとイクラで盛り上がる。
ご飯は釜石のシュウセイさんが育てたお米を炊いた。
キャンピングカーの旅はこれができるからシアワセだな〜。

早起きしてセイコーマートに参拝!(笑)
北海道が誇るコンビニだ。

見てください!サッポロビールがこんなにたくさん!
サッポロ以外は缶を回してラベルが見えないようにしました。
あとでちゃんと戻したよ。(笑)

ワインも充実。
酒屋さんから発展したというセイコマ、さすが。
旅に出ると土地により水が合う、合わないとか言うけれど
素敵なコンビニがある、ないで旅のワクワク度はおおいに違ってくると思う。
ビバ!セイコマ!

苫小牧から一時間ほど走り、のんちゃんカフェの寺子屋に到着。
今日のライブ会場だ。

ちーちゃんがお出迎え。
強そうな猫。
ヘタレのハルさんが脱走しないように気をつけねば。

昼過ぎからマリオとはるちゃんの友達が集まってきた。
緩やかにライブが始まった。
民族楽器を駆使するマリオのライブ。
このカリンバの演奏だけでもぜひ聞いてもらいたい。

龍の目に見つめられビリンバウの演奏。
いつ聞いても素晴らしい。
今日はのんちゃん寺子屋の船出を祈る熱い音が響く。
写真右は魔女のあらちゃん。

子供に好かれるキャサリンはハンモックでこのみちゃんと。

最後に参加者全員でウクレレを弾いて笑顔が弾けた。

そして夕ご飯。
震災直後に福島からここへ引っ越して来たのんちゃん。
そののんちゃんを応援しているやえちゃんはお肉屋さんのオーナー。
今日のライブのためにお肉をどっさり差し入れてくれた。
素敵な人たちに出会えるマリオとはるちゃんのライブ。
ときどき涙腺が崩壊しそうになる。

夜の部のライブが静かに始まる。
マリオの頭の中はイメージがいっぱいだ。
ライブの前に部屋に入りイメージを膨らます。
今日は部屋の壁にぐるりと描かれた龍が主役となった。
ライトの配置もバッチリ決まった。

はるちゃんの澄んだ歌声が夜の闇に染み込んでいく。
ずっとこのまま聞いていたかった。

夜も更け、やえちゃんをアルコバレーノ号でお家までお送りした。
アルコバレーノ号の杉のテーブルをほめてくれた。
同じような手触りのテーブルを作って欲しいとのご依頼。
やえちゃんのお家でテーブルの寸法や高さを打ち合わせした。
来年来るときにお持ちする約束をしてお別れした。

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今日も読んでありがとにゃ。
北海道の旅は始まったにゃ。
マリオとはるちゃんのライブをいろいろな会場で聞きながら北海道を旅するにゃ。
ケビンとキャサリンはほんとうに幸せそうにしてるにゃあ。
またにゃ!

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