キャンピングカーに家庭用エアコンを取り付けてみた

おはにゃあございます。
今日は9月26日。
夜は涼しいけど夏のような日が続いてるにゃ。
今日も家来たちは朝からブログ書きをやっとるにゃ。
二十日ほど前の記事だけどにゃ。
感心感心。
今日のお題は、エアコン取り付けだにゃ。

*****************

北海道・東北の三ヶ月に渡る旅行から長野の限界集落に戻った。
しかし息をつく暇もなく、次の作業を始めた。
5日後には山口県にちょいと出かける。
友人の二泊三日のイベントの食事係りをするためだ。
本州はまだ暑い夏でアルコバレーノ号の昼間の車内はものすごく暑くなる。
ハルさんの健康状態を考えるとエアコンがどうしても必要なのだ。
そんなワケでさっそく準備を始める。

まずは腹ごしらえ。(笑)
資材の買い出しに街に出るのでどこかで昼飯をと検索したら、
なんと大石家が長野市内にあるではないか!
このお店は本家が岐阜県多治見市にあるけっこう歴史のあるお店だ。
ケビンはこのラーメンが好きで、お弟子さんのお店を含め数え切れないほど食べている。

大きなチャーシューがゴロゴロ入っているのがウリ。
汁はなつかしい醤油系。
ネット上では、お湯割り系と称されているようだ。
チャーシューの煮汁をお湯で割ったとか聞いたようなことが書いてある。

それは間違いである!

声を大きくして言いたい!

フォントを大きくしてどうするケビン!
それに大きくすべきなのはその前の行ではなかろうか。(笑)

チャーシューの煮汁であのうまみ味がでるものか。
ケビンは以前通ったお弟子さんのお店の大将と仲良くなった。
そして大将にビールを呑ませて秘密を吐かせたのだ。
いや酔わせたら勝手にしゃべった。

うまみの元は牛骨だ。
牛肉だったかも。(笑)
牛骨の髄を煮出し、煮詰めていくとオレンジ色のペースト状のものができる。
それをお湯を注ぐ前の丼に一匙いれているのだ。
大石家系のお店ではこの瞬間を見たことがない。
なんども目を凝らしてみたが確認できたことはない。
これはひょっとしたら大石家の重大な秘密なのかもしれない。
企業秘密なので見えないように作業しているのに違いない。(笑)

ごめんなさい、脱線しました。
エアコンの取付のお話でしたね。

ホームセンターでは、エアコン用の銅パイプ、取付台のアングル材やボルトなどを購入した。
写真は、エアコンの室外機を取り付ける台に使うアングル材。

買い物から買えるとアマゾンからエアコン本体が届いた。
ダイキンルームエアコン6畳用、いちばん機能が少ないやつ。
なぜダイキンを選んだかは後で書きます。

モノタロウからは銅配管を切ったりつなげたりするための専用工具が届いた。

まずはアングル材の切断。
鉄製のガッシリした材料を設計寸法に従ってグラインダーで切断する。
設計図はケビンの頭の中。

壁に穴を開けて室内側からボルトを通す。
壁の中には縦にフレームが通っていてそれを貫通させている。

アングル材をナットで固定する。

並行してキャサリンは室内の壁貼り作業をすすめる。
下地材を電動のこぎりで切っている。
もう慣れたもの。

下地材を壁にネジ止め。

壁板を貼る。
今回はエアコンの室内機を取り付ける部分だけを貼り付けた。
残りの作業は秋にゆっくりやるつもり。
まずはエアコンを取り付けることを優先する。

エアコンの台は2日かかって完成した。
半日でできそうな作業なのだが、暑さと日差しに弱いケビンはこれがやっと。

完成したフレームに室外機を持ち上げてのせた。
最近のエアコンの室外機は20キロぐらいと軽い。
昔の重たいのしか知らないケビンはらくらくと持ち上げていた。

上の写真は撮り忘れてたので完成後の写真です。
がっしりしたフレームにしっかり固定されてて安心感があります。

室内機と室外機をつなぐパイプと電線を通す穴を開ける。
フレームがない場所を慎重に選んで、60ミリのホールソーでグリグリと。

内側側から半分ほど進んだら今度は外側から。
ケビンの目が真剣。

美しく開いた。

お約束の一枚。(笑)


室内機に銅管を取り付け、室外機までの長さに切っておく。
そして穴の位置に合わせて曲げておく。
このあたりの作業は学生の頃にエアコン取り付けのアルバイトで習ったケビン。
40年ぶりだけどなぜか覚えてた。

配管類を穴に通して室内機を壁に取り付ける。

銅管をフレア加工して室外機に接続。
書くと一行だけれど、慎重に作業して1時間ほどかかった。
銅管の切れ端で試験加工して本作業をしたのだ。
ここはちゃんとやっておかないとフロンガスが漏れて冷えなくなってしまうのだ。
この作業が終わればもうコンセントにつないで運転可能。

サブバッテリは満充電されていることを確認。
連日の強い日差しで電気には余裕がある。

ドキドキしながらスイッチオン!

お〜〜〜!
しばらくしたら涼しい風がす~〜っと出て来るではないか!

消費電力は40%、1500Wの40%で600ワットくらい。
動き出しは結構電力が必要だ。

室温が下がったら20%、300Wくらい。
気温は32℃くらいだったはず。
ソーラーパネルは500Wなので実効60%としてなんとか使えそうな感じがする。
でも充電に回す余力がないのですぐに無理とわかった。

後日愛知県で37℃のときに実験してみたら50%750Wがずーっと続いた。
これだけ電力を消費するともうダメ。
サブバッテリは30分もすれば空になる。

エンジンをかけてアイドリングで走行充電モードにしても700Wくらいしか供給できない。
ずっと使い続けるのは無理。
うるさいし、床下のエンジンの熱が上がってくるし。

37℃では発電機か商用電源につなぐしかない。
その日は友人の喫茶店の駐車場に停めさせてもらって、おまけに電気も分けてもらってなんとか真夏日と熱帯夜をやりすごした。

そして我々は結論をだした。
暑い間は北海道にいることにする。
暑くなる5月ころから北海道に渡り、寒くる10月ころに帰ってくる。
北海道でも10日間ほど暑い日がある。
でも30℃くらいなのでエアコンでなんとかなるはず。
冬は温かい三重県鳥羽市に出稼ぎに行く。
今シーズンは12月初めから3月終わりまでかな。
長野県の限界集落が暖かくなったら戻る。

近所の子供が来てソフトクリームを作って食べている。
エアコンの消費電流が落ち着いたころあいを見て、ソフトクリームマシンを動かしてみた。
ソーラー発電でなんとか動く。
でも曇りだと無理そう。

ソフトクリームの移動販売をするには、エンジンをかけてアイドリング発電するか発電機を導入するしかなさそう。
まだ結論は出さないけれど来年の5月までには決めなければ。

リアカメラを室外機に固定。
それまでの場所だと室外機が大きく映るだけで役に立たないのだ。

リアカメラはちゃんと映るようになったが、走ると画像が揺れる。
室外機が揺れていたのだ。
室外機の足をしっかりボルト固定したけれど、頭が振動で揺れる。
室外機の上部をボディーに固定して対策。
これで画像も揺れなくなってOK!
ちなみに写真の銀色の金属板は室外機に両面テープで固定しましたよ。

この一連の作業が済んだのが山口県に出発する日の朝。
まあいつものケビンのやることだからしょうがない。
慌ただしく出発するとたいがい忘れ物とかするけれどその心配はない。
荷物を家ごと持っていくからね。

この時点での車重は4360Kg。
最初はどれくらいあったかわからないけれどまあこんなものだろう。
重さはごみ処理センターにゴミを持ち込んだときに測定した値。
ゴミ捨て前とゴミ捨て後に車体の重さを測って、捨てた重さに従って料金を払う。
このときは10Kgのゴミを捨てる前だから実際には4350Kgだった。

水100Kg
バッテリ70Kg
ソフトクリームマシン70Kg
冷蔵庫40Kg
エアコン30Kg
家財道具300Kg(測ったことないからいい加減)
ーーーーーーー
荷物の合計610Kg

空荷の重量は4350-610=3740Kg
車検証の車体重量は 3720Kg
ほぼほぼ合っているので良しとしよう。

さて最後にダイキンのエアコンをなぜ選んだかを書いておこう。
ネットでは室外機が最も小さい日立製のものがよく使われている。
ケビンは理由があってダイキンを選んだ。
①室外機の電子基板が両面コーティングされている
②スイングコンプレッサーを使っている
③空調機専業メーカー
④問い合わせの回答が光の速さだった

①は最も大事なポイント。
エアコンの故障の6割は電子基板の故障。
車体後部の室外機には走行時に飛沫が全方向からかかる。
水分が侵入しても電子基板がコーティングで守られる
https://www.youtube.com/watch?v=rNWjVuqhs3Y
動画でみてね。
右がスイングコンプレッサー。
これは優れている!
機械工学科熱力学研究室を優秀な成績で卒業したケビンが言うから間違いない!
学校名は秘密だ。(笑)
詳しくはこちらから
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/newtech/466335.html
③これしかないという気合!
④やる気を見せてくれた!

******************

今日も読んでくれてありがとにゃ。
エアコンが効いた室内はほんとうに快適だにゃ。
おかげで山口への旅は快適になったにゃ。
その様子は次回だにゃ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました