牧場は最高のキャンプ場だ!

おはにゃ〜ございます!

吾輩たちは、「ウチの牧場に遊びに来てよ。」という萩原さんの言葉に誘われて、
早速お邪魔したにゃ。

そして「キャンピングカーはどこに停めてもいいからゆっくりしていって!」
優しい言葉に甘えて、そのまま一週間も滞在してしまったにゃ。

西興部で過ごした夢のような一週間のお話にゃ。
今回は前半をお届けするにゃ。

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のんびりと草を喰む牛たち。
萩原牧場では夏の間、牛たちは美味しい草を求めて牧場内を自由に歩き回る。

日が暮れるとパンパンに張ったお乳を絞ってもらうために牛舎に帰ってくる。
誰にも教えられていないが必ず決まったゲージに入る。

ジョニー萩原さんが見晴らしの良い牧場の奥へ案内してくれた。
本当に美しい景色で、日本じゃないみたい…
ハイジとペーターがひょっこり出てきそう…

ジョニーはほんとうに優しかった。
なぜジョニーというかは秘密だ。
ヒントはパイレーツ・オブ・カリビアンだ。(笑)

「牧場内のどこでも自由に停めてね」
「牛乳も好きなだけ飲んでね」
という言葉に甘えて特等席にアルコバレーノ号を停め、早速牛乳をもらってきた。

敷地内には小川も流れている。

早速網を入れてガサガサやってみた。
ちなみにこの人がジョニーです!

小さなヤマメやどじょうがたちまち採れてしまう。
入漁証のいる川ではリリースサイズのヤマメ。
釣れても川に戻さなければならない。
しかしここは個人の敷地内、堂々と食べてしまおう。

ヤマメもどじょうも唐揚げにすると絶品だ!

この魚を狙いにシマフクロウもやってくる。
本当に豊かな自然!

水は山の奥の泉に湧き出ている。
その泉の水は牛舎にも引かれている。
牛は一日120リットルの水を飲むという。
ジョニーによれば、うまい水がおいしい牛乳の第一条件なのだ。

牛たちは夏の間は放牧地を自由に歩き回る。
快適な環境で大好きな草をお腹いっぱい食べる。
これも美味しい牛乳には欠かせない要素だと感じた。

搾りたての牛乳は本当に美味しい。

デリケートなお腹のケビン。
今まで牛乳を飲むと必ず40分後にゴロゴロしていた。
そのケビンがゴクゴク飲んだ〜。
滞在中何度もゴクゴクいったが一度もゴロゴロしなかった。
ジョニーによればブラウンスイス牛の牛乳は脂肪球が小さいのでお腹に優しいという。

牧場の朝は早い。
明るくなる頃から牛の世話が始まっている。
我々は作業が一段落した頃に起きる。
そしてコーヒーを入れる。

コーヒーが入ると牧場のみなさんを招き入れる。
とりとめのない話をしながらのんびりと過ごす。
萩原牧場にいる間はこれが日課となった。

ユーマがキャンピングカーを訪ねてきた。
写真奥がユーマね。
ユーマは新たに就農し羊と牛を飼うという。
今は手に入れた農場を整備しているところだ。
すでに羊を飼っていて、その羊が柵を飛び越えて逃げたという。
羊を追い込むのを手伝って欲しいとのこと。

軽くコーヒーでもと勧めて、まったりコーヒータイム。
いろいろ話していたら1時間以上経っていた。
隣のユーマの牧場へは車で移動。
隣と言っても1Kmくらいあるのが北海道。

現場についたら元気のよい羊が三頭ばかり柵の外で遊んでいた。
遠くには行かず、小屋のそばにいた。
ユーマが餌で誘うと二頭は柵を飛び越えすぐに戻ってきた。
一頭はその手には乗らず、ケビンが追った。
でも還暦のペーターは足がもつれる。
羊には全く追いつかない。(笑)
ゼーゼー言いながらなんとか羊を追い込み、ミッション完了。

まだ空っぽの牛舎を見て回り、ユーマは自宅に招いてくれた。
そしてお礼にうまかっちゃんをごちそうしてくれた。(笑)

滞在している間、曇りときどき小雨がずっと続いた。
だけど心は軽かった。
牛の鳴き声
うぐいすのさえずり
シマフクロウの囁き
風の音
自然の音を聞いていると心が軽くなる。

ある朝ジョニーが早い時間にドアをノックした。
子牛が生まれたという。
牛舎を覗いたら子牛を生んだ直後だったらしい。
子牛はソリに乗せられて子牛専用のゲージに運ばれているところだった。
後ろには心配そうなお母さん。

カヨさんがバスタオルで子牛の体を拭いて乾かしてあげる。
そしてお母さんの初乳を飲ませてあげた。
右は生後五日ぐらいの子牛。

36時間後の彼。
しっかり立って可愛い目をして近寄ってきた。
寒いので服を着せている。

牛たちは人懐こくて可愛かった。
牛舎に行くと近寄ってくる。
舐められるのはなれてないので手は出さない。
ザラザラの舌をしていると聞いた。

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今回も読んでくれてありがとうにゃ。
牧場でのキャンプ、ケビンもキャサリンも本当に幸せそうだにゃ。
お伝えしたいことがまだまだあるにゃ。
後半に続くにゃ。

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