築25年のキャンピングカーの現実 DAY1

おはにゃあございます。
前回はケビンが入り口のステップを踏み抜いてびっくりしたにゃあ。
だけど今回はもっとびっくりさせちゃうニャ。

納車を待っている間から、ケビンとキャサリンは納車されたら付け加えたり、新しくしたりする場所を決めていた。
・洋服などをしまう棚
・キッチン
・ダイネットテーブルの天板

そして長野の本拠地へ戻るとさっそくリフォーム作業を始めた。

DAY 1

まずはキッチンから。
一体型のシンクとコンロを天板に固定するネジを取り外す。

コーキング剤をカッターで切る。

取ったど〜!

天板をバールでこじっって外す。
ネジで固定されているであろうけれど手っ取り早く力任せに壊す。

お約束の取ったど〜!

キャサリンも参戦して力任せに壊す!

あっけなくキッチンは撤去された。
がしかし、
キッチン跡にでかい物体が鎮座している。
湯沸かし器である。
25年前のキャンピングカーにはこんな大げさな装置が備えられていた。
ガスで湯を沸かし、貯めておく装置だ。
断熱材は剥がれてしまっている。
走行中にエンジンからの温水で湯を沸かせるようになっている。
ものすごく燃料を食う装置と聞いていたので取り外すことに決めていた。

こいつを取り外すにはエンジンから来ているホースを取り外さなくてはならない。
このまま放置し、後で取り外すことにした。

ここまで作業は思いの外順調に進んだ。
がしかし。
「あれれれれ〜!」
ケビンが変な声をだした。

ほころんでいた壁紙を剥がしてみると下地のベニヤ板もろとも剥がれてきた。

「腐ってやがる」

目を点にしながらも精一杯のギャグを言い、平静を装うケビン。
しかし現実は厳しい。
どうやら雨漏りか結露、またはその両方により下地のベニヤがボロボロになっていた。

入り口付近の壁紙を全部剥がしてみると見事に腐食してボロボロだ。
外側の断熱材と内側のビニールクロスに挟まれたベニヤ板が
湿気の逃げ場がなく腐ってしまったと思われる。
写真の水色のが断熱材ね。

こういう時にも考えるより先に行動してしまうケビン。
キャサリンの声も聞かず、すぐ横の運転席後ろの壁を強引に引っぺがす。
ここのベニヤ板も劣化し、層が剥がれてしまっている。
ここは雨漏りが原因であろう。

その壁もグサグサといとも簡単にバラけて綺麗さっぱりなくなった。
ケビンの目はもちろん点になっているが、目線の先はなぜか地面である。

一日目の午前中の作業はここで終了。
昼休みをしながらケビンとキャサリンはどうするか相談。
だめなところは剥がして、貼り直そうと決めた。

午後からは、床に鎮座した湯沸かし器の取り外しをした。
残念ながら写真がない。
エンジンから来ている温水ホースをまず取り外さなければならない。
車の下にもぐったケビンが温水ホースをカッターで切断。
サビ混じりの水がホースからじゃあじゃあ出てきてケビンはずぶ濡れ。
ケビンは予想をしてホースを縛って水を止める用意をしていたが
残念ながら手が二本しかない。

吾輩は、そういった汚れ仕事は家来に任せているので手は貸せないにゃあ。

波乱の第一日は終わったにゃ。
どうなるキャンピングカー!
どうするケビン!
立ち上がれキャサリン!

今日の格言
「中古キャンピングカー買うときは、こっそり壁紙を剥がして確認しましょう」

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