おはにゃ〜ございます!
ケビンとキャサリンは、稚内から再び豊富温泉に立ち寄ったにゃ。
朝から原油風呂を堪能したみたいだにゃあ。
石油の匂いをプンプンさせて帰ってきたからわかったにゃ。
さてさて続いては、マリオの古い友人たちに会いに行ったお話にゃ。
ケビンとキャサリンは渓流釣りにハマってブログの更新をサボりすぎてたにゃ。
釣りに夢中で心ここにあらずのケビンにかわって久々にキャサリンが書いたにゃ!
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豊富温泉を出発し、内陸部を縦につらぬく国道40号線を名寄に向けて南に進んだ。
途中、中川町の道の駅に立ち寄り、昼食を取ろうとした。
がしかし、ご飯ものが売り切れてしまったとの事。
では麺類をとも一瞬思ったが、店内は満員で店員さんもテンパっていた。
その様子をみてしかたなくアルコバレーノ号に引き返した。
スマホで検索すると近くにレストランをみつけた。
一時を回っていたのですぐさま向かった。
街のメインストリートに「れすとらん ささき」を発見!
駐車禁止ではないメインストリートにアルコバレーノ号を停めて店内に入った。
ほぼ満席の店内。
ひとつだけ空いていたテーブルに通されて座ることができた!
ケビン注文のポークソテー定食。
キャサリンはミックスフライ定食を注文。
ポークソテーの火の通り具合は完璧でお肉が本当に美味しくて幸せすぎるっ!
ミックスフライも衣の硬さといい…
温度といい…
タルタルソースといい…
こちらもすべて完璧でした!
付け合せのお漬物も美味しかった。
通りがかった街で偶然みつけたレストラン。
こんなに美味しい食事ができて本当に幸せっ!
美味しいお昼ごはんを食べ大満足。
メインストリートをぶらぶら。
北海道らしいといえば北海道らしいお店をご紹介。
農場などに使われるD型倉庫は、実はパチンコ屋さんでした。
名寄の能面師のトウスイさんとヒロコさんのお宅に到着。
トウスイさんは、 能面を彫るだけでなく、尺八や篠笛などの楽器も創られている。
ケビンの鼻笛やキャサリンのインディアンフルートをお見せした。
ケビンは、自慢のコレクションの中からトウスイさんにあう鼻笛をプレゼントしていた。
マリオとトウスイさんが出会ったのは30年前。
トウスイさんとヒロコさんはランプを灯し自給自足の生活をしていた。
そのあたりの話を今度訪ねたら詳しく聞きたいな。
名寄の健康の森公園に移動し、駐車。
広い駐車場を四人で貸切だった。
マリオのランクル80は47万キロを超えた。
ガソリン車としては奇跡的だと思う。
50万キロ到達まで後少し。
夕暮れ前にキャンプの準備。
夏の北海道は20時を過ぎるまで明るい。
ウクレレ弾いたりしながらゆっくりと夕食の支度。
メインはエゾシカのジンギスカン。
みんなで星空を観ながら、夕ご飯を食べた。
マリオがケビンに鉄道用ライトをプレゼントしてくれた。
朝、名寄の街へ行ったマリオが古道具屋で見つけたレア物。
マリオはこういうものを見つける天才だ。
名寄には鉄道の基地があったそうで古道具屋には鉄道関係の掘り出し物があるようだ。
映画・鉄道員の高倉健を気取ってポーズをきめたケビン(笑)
このランプは、肩がけ用の金具もついているスグレモノ。
新品の電池を入れても残念ながら点灯しなかった。
落ち着いたらきっとケビンが直してくれるはず。
アルコバレーノ号の室内を照らす灯りになったらいいなぁ。
名寄から士別に移動し、ウメちゃんの家に夕方到着。
もう夕食の準備が進んでいた!
旅人にはすごく嬉しいおもてなし。
ウメちゃんは、とにかく樹が大好きだ。
古い家を買ってコツコツ集めた廃材を使ってこの家を改装している。
かれこれ10年たっているらしい。
いつ終わるのか詳しく聞くのは野暮なので深くほじくるのはやめた(笑)
ご覧ください!
この素晴らしい椅子!
座るとスッポリとはまり、自分も樹の一部になる。
実はマリオのお気に入りの場所。
到着早々どっかり座り込むマリオ。
どこにいても我が家のようにくつろげる。
さすが生粋の旅人。
この椅子は、太い樹の根元近くのコブがあった所を使ったみたい。
どんなに手間を掛けてここまで仕上げたのだろう。
木が遠くなりそう……
はっ!ケビンのおやじギャグが伝染ってしまった(笑)
ウメちゃんのお家自体が作品といっても過言ではない。
飾りまでとっても素敵。
キッチンも素晴らしかった!
写真を取り忘れたのが残念。
古い箪笥を利用した引き出し。
古材から削り出した取っ手。
「とっても素敵だったね〜」
ケビン、横からダジャレ言うのやめて〜(笑)
キャサリンはケビンに「こういうキッチンつくって〜」とお願いしてたにゃ。
ウメちゃんは樹の他にもお酒が大好きらしい(笑)
ケイコさんがお仕事を終えて帰ってくるのを待っている間にお酒に合う料理をたくさん作ってくれた。
六人みんなでギターやウクレレを弾いて夜遅くまで楽しんだ。
ケビンは、コレクションの中からウメちゃんとケイコさんにあう鼻笛をプレゼントした。
ふたりともすぐに音を出せるようになった。
ウメちゃんはギターもめちゃくちゃ上手でカッコ良かった。
翌日は、「caffè arcobaleno」の看板を作ってもらった。
カメラを向けると照れる可愛いウメちゃん。
古材コレクションから看板用の板を選んでくれた。
カンナとサンダーで板を仕上げてくれた。
筆文字のアーティストはるちゃん。
スマホでスペルをチェック中。
マリオが撮ってくれた清書中の動画。
はるちゃんの筆文字の看板とマリオが富良野で描いた絵を飾った。
みんなが心を込めてつくってくれた「caffè arcobaleno」。
有難すぎて涙がでちゃう。
看板を掲げて最初のお客さまはウメちゃんとケイコさん。
とっても素敵なご夫婦。
お店ではないけれど、caffè arcobaleno を見つけたら遊びに来てください。
美味しいコーヒーとお茶を用意してお待ちしています。
いつかウクレレも上手になったらお聞かせしたいな。
ウメちゃんの家を後にした我々は次の目的地の西興部(にしおこっぺ)に向かった。
しばらくはマリオ&はるちゃんと別行動。
西興部の隣、下川町にある「MORENA」に立ち寄った。
看板をみつけ細い砂利道に入った。
少し進むとOPENの看板をみつけホッとした。
さらに進んでいくとお店を発見!
マスターのクリさんと犬のマリオと猫アーネスト。
挨拶もそこそこにカレーを注文。
オニオンとひき肉のカレー、具だくさんの野菜カレー。
優しくてとっても美味しいかった。
クリさんは、ものすごい人だ!
自作のキャンピングカーで8年がかりで日本一周をした。
その旅を綴ったアルバムが店内にあった。
店を訪れる若者も読みいってしまうという。
他にも軽バンで日本を一周したときのアルバムや世界を旅したときのアルバムもあった。
もう一度訪れてじっくり読んでみたい。
とにかくすごいっ!
1ページ目からケビンは大興奮っ!
自作キャンピングカーの断面図。
ヨットも自作したことがあるクリさん。
ヨットのキャビンを参考にして考えつくされたレイアウト。
詳しく書くと丸1日かかっても書ききれない…
知りたい方はぜひ MORENA へどうぞ!
クリさんに鼻笛をプレゼント。
フラメンコのギターの名手クリさん。
ギターにあわせてどんな鼻笛を吹くか聴いてみたい。
クリさんは、我々が翌日から滞在する西興部でのLIVEに呼ばれているという。
なにもかもすごすぎるクリさんにまた会えるなんて…
嬉しすぎるっ!
トウスイさん、ウメちゃん、クリさんは3人とも昔からお友だち同士。
マリオがつなげてくれたご縁に感謝。
本当に素晴らしい人たちと出逢えてこの旅がますます楽しくなった。
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今回も読んでくれてありがとにゃ。
次回は西興部編。
吾輩たちは1週間も西興部で過ごしたにゃ。
面白い話が盛りだくさんなので、お楽しみににゃ。
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